かつて日本の海岸の多くは鳴砂の浜であったと言われています。ところが、海浜の汚染や海岸の開発などにより、白砂青松といわれた海岸は少なくなり、現在、鳴砂の浜として確認されているところは、全国で30ヶ所余りとなっています。鳴砂は、環境汚染に敏感に反応するため健全な自然環境が保たれているバロメータであると言われています。
公益財団法人日本ナショナルトラストでは、平成7年に全国の鳴砂の浜を保全している行政や団体に呼びかけ、「全国鳴砂ネットワーク」を組織し、毎年「全国鳴砂サミット」を開催しています。平成28年から2年に1度の開催となりました。
市民・行政・専門家等が力を合わせて、かけがえのない自然・文化遺産である鳴砂を後世に伝え残すことを目的に活動をすすめています。
1.小清水海岸
2.イタンキ浜
3.田沢湖の白浜
4.大須賀浜
5.十八鳴浜
6.九九鳴き浜
7.夏浜・小屋取浜
8.飯豊
9.豊間海岸
10.石川・琴ヶ浜
11.琴引浜
12.青谷浜
13.島根・琴ヶ浜
14.清ヶ浜
15.姉子の浜