琴引浜の生物
微小貝
目盛りは1ミリを表す
大きさが数ミリの小さな貝を微小貝と呼んでいます。昔は全国の海岸に生息していましたが、海岸の開発や産業・生活排水などによる汚染でめっきり少なくなりました。琴引浜には数百種類もの微小貝が生息しているといわれ、海のきれいさを証明しています。
有孔虫
エルフィデュウムという名前の有孔虫
琴引浜で波打ち際の砂の中をよく見ると、大きさが1ミリくらいの微生物のからが見つかります。これは、有孔虫といわれる原始的な生物です。微小貝と同じように汚染に弱く、このような生物が生きている海は大変貴重です。
海浜植物
琴引浜には、海浜特有の様々な植物が生育し、自然豊かなすばらしい海浜植生をみることができます。特に、西側は海浜植生が発達し、最も自然植生の豊富なところです。注目すべき種として18種類の植物が自生しており、町内の八丁浜の7種や浜詰海岸の10種を大きく上回り、琴引浜は海浜植物の宝庫といえます。
注目すべき18種
トウテイラン |
ウンラン |
エビネ |
カセンソウ |
コオニユリ |
ササユリ |
シュンラン |
スナビキソウ |
ネコノシタ |
トキワイカリソウ |
ナミキソウ |
ハマウツボ |
ノハナショウブ |
ハマナス |
リンドウ |
ハマベノギク |
ハマボウフウ |
イソスミレ |
その他の代表的な植物
アキギリ |
アメリカネナシカズラ |
エゾミソハギ |
オオヂシバリ |
カキラン |
カワラナデシコ |
コウボウシバ |
コウボウムギ |
セイヨウミヤコグサ |
ツリガネニンジン |
ツワブキ |
ハイネズ |
ハマゴウ |
ハマニガナ |
ハマニンニク |
ハマヒルガオ |
ミゾソバ |
モウセンゴケ |
ヤクシソウ |
ユウスゲ |
ハマボッス |
ハマハタザオ |