琴引浜ガイドシンクロ
琴引浜ガイドシンクロによる、琴引浜ガイドウォークを紹介します。
~~~琴引浜ガイドウォーク『優雅に舞うアサギマダラ』~~~
5月末から6月初旬に琴引浜のスナビキソウを求めてアサギマダラが飛来します。
アサギマダラは旅(渡り)をする蝶。移動距離 約2,000km。
この時季、丹後地方の海岸に自生するスナビキソウ(写真)に集まります。
琴引浜ガイドの案内でまずはスナビキソウ自生地へ。
ここで、アサギマダラが現れるのを待ちました。
“現われました”。しかし、飛び回る蝶をカメラに収めるのは難しいです。
マスコミ(関西テレビ、京都新聞社)も取材に訪れました。翌日、放映(掲載)されました。
親子で参加。採集したアサギマダラの羽根に調査のためのマーキング
(日付、場所、名前)をサインペンでして、放蝶するのがキマリです。
マーキングされたアサギマダラ。
その後、全員で一斉に放蝶しました。
データはインターネット上に公表し、追跡調査をします。
どこかで発見されるといいですね。
この日は、蝶だけでなく、この時季にしか見られない植物も紹介しました。
写真は「ユウスゲ」。咲き始めました。
このほか、訳あって写真はお見せできませんが「トキソウ」、「モウセンゴケ」
なども参加者に見て頂きました。
昼食は、丹後の郷土料理として有名な「バラ寿司」です。
地元婦人会「琴引浜まんまくらぶ」さんのお手製。大好評でした。
食事の後もスライドなどで追加講義があり、アサギマダラの生態について、より詳しく解説していただきました。
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~~~琴引浜ガイドウォーク「イソスミレに出逢う春」~~~
4月中旬、お天気にも恵まれ、地元ガイドを先頭に出発!!
海もとても奇麗です。今日の参加者は、舞鶴や福知山の方々。
まず、奇麗なイソスミレをよりきれいに撮影するために、浜掃除です。
それぞれ、Myカメラにて撮影開始!!
日本海の厳しい冬を耐え抜き、春のおとずれを告げるかのように咲きだしたイソスミレ。
環境省の絶滅危惧種に指定されている希少なスミレです。決して、持ち帰らないでくださいね。
植物好きな方ばかり。珍しい植物を発見しては、皆で盛り上がってます。
食べれる植物に関しては、特に女性は盛り上がっていたような・・・。
そして、参加者全員で記念撮影!!みなさん、いい笑顔でしょ!
春の、琴引浜を満喫できました。昼食には・・・
この地域のご婦人で発足した「琴引浜まんまくらぶ」による、丹後ばら寿司定食です。
この画像にはないですが、お吸い物とデザートも付いていました。
全ての食材が、地域で採れた物というこだわり!!
今回も大満足、とても美味しかったです。
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~~~琴引浜ガイドウォーク『トウテイラン』~~~
9月中旬、トウテイラン自生地へ。
トウテイランといえば、京都府から島根県までの海岸に極めて局地的に自生する
ゴマノハグサ科の希少植物(環境省レッドリスト 絶滅危惧Ⅱ類)で京丹後市の花です。
今回のガイドウォークでは、希少植物などの保護の必要性について学びました。
晴天に恵まれ、とても暑い日でしたが、琴引浜の名物ガイド 宇野ガイドと京都府立大学植物専門の大迫敬義先生の
説明を聞きながら、トウテイランだけでなく色々な植物観察をすることができました。
浜でも、宇野ガイドの興味ある話や鳴き砂が楽しめました。
また、お待ちかねの昼食では、「琴引浜まんまくらぶ」の皆さんより、丹後のばらずしの盛り付けを
指導していただき、モズクのお吸い物と一緒に美味しくいただきました。
参加していただいた皆様、暑かったけど楽しかったですね。
また、ぜひ琴引浜へお越し下さい。お待ちしております。
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~~~琴引浜ガイドウォーク『ハルゼミ』~~~
5月中旬、『琴引浜のハルゼミと初夏の花』と題して開催しました。
5月20日(日)快晴、午前10時スタート。
松林のハルゼミスポットに向かう途中、すでに、ハルゼミの鳴き声が松林から聞こえてきます。
道中の道端に咲く、草花の説明を聞きながら、楽しく散策しました。
地元の琴引浜 宇野ガイドから、琴引浜について歴史などの説明を聞きます。
自然豊かな琴引浜を散策して、気分もリフレッシュ!! ともて気持ちいい。
道中、ハルゼミを探して上を見ていたら、サラサヤンマを見つけました。
ここが、ハルゼミ観察スポット。 松林が低いので、見つかりやすいそうです。
周りでは、ハルゼミの大合唱が聞こえます。 見つけてみようと、必死になりました!!
嶋田ハルゼミ先生が見つけて、お見事、網でキャッチしました。
きれいな羽のオスのハルゼミです。 実物を触りながら、小さいながら大きな声で鳴くんだなぁ。と感心しました。
琴引浜の中央部あたりです。スナビキソウが咲き出し、1頭のアサギマダラに出会いました。
とても美しい羽根の姿と、数百キロも海を渡って飛来するという、たくましさに、また、感心しました。
参加者の皆様、お疲れ様でした。
今回も、この季節ならではの、おもてなしの心と『丹後ばらずし定食』
地元の食材を使用し、トビウオのフライ、トビウオのつみれ汁など、ボリューム満点、美味しかったです。