琴引浜について
琴引浜は、全長が約1800mあり、そのすべてが鳴き砂の浜です。また、琴引浜には波消しブロックなどのコンクリート構造物がなく、自然のままの状態で保たれた景勝の地であることから、京丹後市の文化財に指定されているほか、これまでに多くの百選等に選ばれています。丹後天橋立大江山国定公園に含まれ、平成19年に国の天然記念物及び名勝に指定されました。
琴引浜の中央よりやや西側の場所は、足で踏んだり、こぶしでたたくと「ドンドン」と鳴くことから、特に太鼓浜と呼ばれています。太鼓浜の海側には岩礁が突き出しており、これに続く岩盤が砂の下にあり、空洞があるため、共鳴して鳴くのではないかと考えられています。
百選地にも選ばれています
日本の白砂青松百選(1987)
京都府の自然二百選(1993)
残したい日本の音風景百選(1996)
日本の渚百選(1996)
国指定 天然記念物及び名勝(2007)
京都府景観資産登録「琴引浜の白砂青松と鳴砂」(2008)