2024.11.23
秋田県仙北市田沢湖には白浜という約2kmの白い砂浜があります。かつては鳴き砂でした。
日に照らされて石英砂がキラキラ光ってとてもきれいでした。この白浜の鳴砂復活活動をされている「田沢湖ざっくばらんの会」千葉副代表から説明していただきました。
穏やかな波が打ち寄せ、浜で見つかるごみも石油製品の人工ごみがほとんど無く、自然のごみ(木の枝や草、葉っぱなど)が漂着している程度でした。
日本一深い湖の田沢湖は最大深度423.4mだそう。世界でも17番目に深い湖のようです。
その後、田沢湖を一周して観光スポットを巡りました。田沢湖と駒ヶ岳の夕暮れ時、田沢湖のブルーの色が良く分かりました。
17日のサミット当時、白浜の清掃活動をされている地元小中学校や各種団体へざっくばらんの会から感謝状が贈られました。
基調講演では、東北大学特任教授、㈱STORY代表の原口強氏より「田沢湖が生んだ貴重な鳴砂」と題して、各地の事例を紹介されると共に、これまで田沢湖で行われてきた各種調査の成果を踏まえ、田沢湖の鳴き砂復活に向けた期待が述べられました。
田沢湖クニマス未来館では、館長の熱心な説明があり短時間でしたが、クニマスの生態や絶滅した原因などが展示されており、大変興味深く見学させていただきました。
サミット前夜の交流懇親会では、各地の鳴き砂の浜で活動されている方々と実りある意見交換をさせていただくことができました。
次回の鳴き砂サミットは2年後、2026年に開催予定です。開催場所はまだ未定なので決定次第お知らせします!!