2021.11.28
11月27日、今季一番の冷え込みと大荒れの海を背に、琴引浜の東端「遊び~ち」を清掃しました。
海岸清掃をされたのは、京都市内よりお越しのレオクラブさん(ライオンズクラブ国際協会レオ335-C地区)15名。
北西の季節風も強く海は大荒れ、潮と砂が時折飛んでくる日になりました。
1週間前には地域の清掃活動が行われたので、ごみも通常よりずいぶん少なかったですが、それでも拾いきれない漂着ごみの量でした。
清掃作業中、すぐそばを海鳥が歩き、漂流ごみに付いていたエボシガイをついばんでいました。「石油製品のごみにもエボシガイは付いているので、ついばむときにプラゴミも一緒に食べているかもしれませんね。」と参加した方から感想がありました。
浜の降り口付近には、大量の発泡スチロールの破片があり、ザルでごみを拾い、根気よく作業をされていました。
後背地の斜面へ飛んでいるゴミも拾い、小雨が時折降る中、黙々と人工物のごみのみを拾いました。
約1時間の清掃活動とごみ調査も行いました。
発泡スチロールの破片(10㎝以上のサイズ)100個、飲料用ペットボトル68個、生活用品の様々なプラスチックのふた130個、歯ブラシや文具など13個、靴やソール33個、水産のプラスチック製フロート27個などなど34種類のごみを数えました。
一番多かったのは、硬質プラスチック破片でしたが、量が多すぎで最後まで数えられませんでした。600個くらいあったのではないでしょうか。
丹後特有のうらにし気候の中、お疲れ様でした。「貝殻拾いもされますか~」と聞いたところ、「まだごみ拾いがしたい!」と返事が返ってくるほど、皆さん熱心に海岸清掃をされていました。さらに美しくなった琴引浜・・・ありがとうございました。Save the Ocean!