2021.11.04
一般社団法人JEANさんを講師にクリーンアップリーダー養成講座が10月31日晴天の琴引浜で行われました。
午前中、まずは「プラスチックによる海洋汚染」海ごみ問題の現状や課題の基礎知識の講義を受けました。
続いて、3グループに分かれ「私の一日とプラスチック」私は日頃どれほどのプラスチックを使用しているのか、用紙に書きだします。どんな時に、どんなプラスチックを使っている?
そのプラスチックの中で、「使い捨てのもの」「使い捨てじゃないもの」をグループで話し合います。
さらに、プラスチックではない他のものに代替えできるものを探します。
スポンジはヘチマで。ジョーロやバケツはブリキのもの。ラップは蜜蝋エコラップで、、、など沢山の意見が出ました。
昼食をはさみ、午後からは琴引浜でごみ集め。
マイクロプラスチックも見つかりますが、今回は、2.5cm以上の人口のごみを拾い集めます。
みんなで集まり、珍しいごみ、不明なごみを見せ合います。このストローのごみは歯形からフグの噛み痕だと教えてもらいました。食べてしまったのでしょうか…
2グループに分かれ、集めたごみの分別をします。
大きく分けて10品目(タバコ、飲料、食品、生活用品、物流関係、建築資材、医療関係、釣り、水産)ここからさらに、45品目に分けます。
飲料用ボトルキャップ(プラスチック)、その他生活用品のフタ、物流の荷造り用ストラップバンド
硬質プラスチック片がダントツ多いです。続いて水産のロープ・ひもが多い。発泡スチロールの破片は、軽くて飛んでしまったのでしょう、数個しかありません。
医療のごみも見つかりました。
Bチームのごみ調査・データカードです。Aチームの調査カードもワースト1位~3位は、硬質プラスチック破片、水産用ロープ・ひも、飲料用ボトルキャップ(プラスチック)でした。
体験者の感想は…
●さすが禁煙ビーチ、タバコの吸い殻がない! Bチームで1個見つかっていますが…少なかった。
●よその海岸に比べて、ごみが非常に少ない。それでも15人で集めるとこんなにあった。
●海岸清掃はこれまで参加したことはあるが、分別ごみ調査をしたのは初めてなので勉強になった。
●レジ袋のごみがないということは、紫外線にさらされ風化し拾えなくなっているのだろうか。
●5㎜のマイクロプラスチックごみも気になるが、大きなゴミを拾えるうちに拾わないとマイクロプラスチックごみになって拾えなくなるので、大きなゴミを拾うことが大切だと思った。
●飲料用ボトルキャップだけ59個(Bチーム)見つかっている。ボトル本体は海の底かもしれない。
●6パックホルダー、レジンペレット、被覆肥料の殻って何ですか?
また、今後の私の抱負をみんなの前で宣言し解散となりました。
参加して下さった皆様、ありがとうございました。
JEANの小島あずさ氏・吉野美子氏、ありがとうございました。